少しずつ自分の思い通りの形になってきたTWですが、高速道路での走りを確認したい。ということで、二輪用ETCを取り付けできるようにしようと思います。

場所的には、ガソリンタンクの上に付けられるのがベスト。
留め具の試作
傾斜が大きく、平面部が少ないTWのガソリンタンクではETCを取り付けるのは難しい。そこで考えたのはタンクキャップに取り付けること。

まずは、この5等分された形に合う留め具を作ってみます。
キャップの寸法を測り、モデリング、試作してみます。

ナツメ型の足をタンクキャップの裏側に引っ掛けて留める構想。ABSでプリントしました。

この位置で入れて、回転させて、裏の肉盗み(凹部)に留まるイメージ。
3個目の試作で、イイ感じに固定できる物ができました。

キャップの上面に隙間がありますが、これは爪にバネ性を持たせることと、平面を多くすることの意味があります。

はめ込んで回転させれば、きっちり固定されます。
ベース部の試作
二輪車用ETC(JRM-12)のネジ位置、ボス位置を測って土台の試作を進めます。

孔位置が合わなかったり、窪みが浅かったり、反ったりで、一発では出来ません。

最終的にはこんな形になりました。
組立/接着
最終的な3Dデータが出来たら、各パーツを3Dプリントして組み立てます。

丸ポチと孔の位置をあわせて接着すれば正確に作れます。

サポート材を除去し、ヤスリで仕上げます。

ブラケット中心の円形孔と土台のボスを合わせ、位置決めの丸ポチを合わせて組み立てます。

合わせ面に二塩化メチレンを注入して溶着します。

タンクキャップブラケット完成。
取付
始めにETCをブラケットにネジ2本で固定します。

この角度で上から差し込み入れて

時計回りに回して、まっすぐ前を向く位置で止める。

ETCは水平に固定されます。電源は以前TZRでETC用に使っていた12Vバッテリー。バッテリーの裏には滑り止めを貼って、ずり落ちないようにしています。
まとめ
タンクキャップを利用して電子機器を固定する方法を考案しました。
ベース部分を別の形に変えれば、スマホやカメラの取り付けも可能と思います。

万一、走行中にETCが外れても大丈夫なように、落下防止のカールコードを付けました。
コレを付けて高速を走ってみたところ、走行中は何も問題なし。分かった事はTWで追い越し車線を走るには気合が要ること。走行車線を80km/h程度で走る方が気楽でイイです。
注)この場所に電子機器を取り付ける製品については、ガソリンに引火することを避けるため何か法律の縛りがあるかもしれません。そもそもETCを取り外して使うこと自体がアレなんで製品化は無理です。


