BMW318iツーリング (E46) のワイパーとバックカメラに撥水処理を施しました。
バックカメラのレンズ周りをマスキングしているところ。
ワイパーの拭きムラ
ワイパーがしっかり水を切らないので対策することにしました。最初に考えたのは、30年前から使っていて、よく分かっている「モリワイパー」を塗ることです。
二硫化モリブデンの粉っぽい膜がよく滑ります。しかしちょっと値段が高い。
もう少し安いビビリ止めとして、ソフト99の製品が見つかりました。
こちらはフッ素樹脂でコーティングするもの。
クリンビューの商品はゴムをクリーニングするもの。V字形状のスポンジが売りみたい。
主成分は界面活性剤とアルコールです。
さて、考えたのは家にあるもので代用できないかということです。
ダイソーで買ったガラスクリーナー。エタノールと界面活性剤が主成分です。クリンビューのクリーナーとほぼ同じでしょう。ワイパーのゴムに吹きかけ、ウェスで拭き取ります。
ガラスクリーナーでゴムを掃除した後、滑りを良くするためにCRCのドライファストルブを使ってみようと思います。こちらはソフト99の製品と同じフッ素系の潤滑剤です。
窓ガラスのゴムと擦れる所に吹いて良くなった経験があります。ワイパーにも使えそう。
写真はスプレー後。見た目は特に変化はありません。
水を掛けてテストしてみました。ワイパーゴムの通った所はきっちり水が切れています。
バックカメラのにじみ
ミラー型ドラレコを付けているので、バックカメラの映像がルームミラーに表示されます。
晴れた日は後ろがよく見えて良いのですが、雨の日は後ろの車のライトがギラギラ光ります。
撥水処理をしようと思い、「ガラコ ミラーコート ZERO」を買いました。
エアゾール式の小さいスプレーです。サイドミラーやバックカメラ用です。
蓮の葉やヨーグルトの蓋の裏と同じような原理で水玉が転がるようにするらしい。主成分はアルコールとシリカ。
注意点は、1)雨の日は施工しないこと。2)施工後に塗った所を触らないこと。
アルコールが塗装面を傷める可能性があるので、マスキングした方が良いとのこと。
焼酎のPETボトルで覆って、プシュっとスプレー。
1時間後、水を掛けてみました。レンズ部分には水玉は付いていません。
その他の雨対策
ガラスの撥水
数年前にD2で買った自動車用ガラスコーティング剤を使います。
コレを塗る前にダイソーのガラスクリーナーで掃除しました。
成分はアルコールとシリコン。まあ普通です。
シール修理
フロントガラスの下の樹脂パーツがパリパリで、一部が折れて穴が空いています。
(水は下に抜ける構造だと思いますが)穴が空いている所を埋めたい。
ダイソーで買った融着テープ。たちまちはコレで。
幅がちょうどピッタリです。
まとめ
雨天時の視界向上を目指し、撥水処理しました。実際の雨ではまだ試していませんが、水を掛けてテストしたら、きっちり撥水している感じでした。
※その後、豪雨の中で走ってみたところバッチリでした。ワイパーは水が良く切れるし、バックカメラは全く滲みのないクリアな映像でした。
フッ素系の潤滑剤です。油ではないのでギトギト・ヌルヌルにならないのがイイ。
静止している状態でも水が玉になって下に落ちるというもの。耐久性は分かりません。
コメント
まさか焼酎のPETボトルにそんな使い方があるとは思いませんでした。
ダイソーは融着テープまで扱っているのですね。
PETボトル(4L)をカッターで切って、オイル交換の漏斗として使っています。
下半分はカブの廃油受けに大きさがちょうどイイので便利です。
ダイソーは何でもありますね。融着テープはコードを束ねたり、簡易的な水漏れに使ったりもできるので重宝しています。品質も悪くないと思います。