ベランダの物干し竿なんですが、右側が下がっていて、ずっと傾いたまま10数年使っていました。まあこれでも使えないことは無いんですが、サクッと直すことにしました。
水平器を当てると・・こんな感じ。物干し竿は前後2本あるのですが、2本とも右が低いです。
高さ計測
まずはベランダの天井から吊り下げられている竿受けの長さを前後左右4ヶ所、レーザー距離計で測ってみました。
右側の竿受け下端から天井までの距離は0.64mぐらい。赤丸はレーザー光です。
続いて左側を測ってみました。左右の差を計算すると、手前の竿は右側が105mm下がっているみたい。同様に外側の竿を測ると、こちらも右が111mm下がっていることが分かりました。
何で左右で100mm以上も差が出るのか不思議に思ったのですが・・・
右の竿受けがコレ↑に対し
左の竿受けが↑コレ。左右で形の違うものが付けられているといういい加減さ。南米か!
(コレの左にもコレと同じものが付いています。)
取り外して加工
右側の竿受けの位置を高くすることにします。ネジを外せば下に抜けるのですが、ネジ山が潰れてしまい、ネジザウルス(モノタロウ版)で摘んで何とか外せました。
アルミの無垢材です。ねじもアルミで、1本は折れて詰まってしまいました。
1本はねじ切れて、もう1本はネジ山がズルズルに舐めているので再利用できません。
M4のなべネジを付けることにしました。3.5mmの下穴を開けます。
タップでねじを切ります。
これを取り付ければ水平になるはず。
取り付け
下から差し込んでネジを止めます。
ネジの締め付けは緩めでOK。
バッチリです!水平になりました。
まとめ
正しい位置になりました。それにしても左右で形の違う竿受けが取り付けてあるって何なん?
特にまとめる内容も無いですが、こういう場面ではレーザー距離計を使うと楽ですね。竿受けへの穴あけ、ネジ切りは柔らかいアルミ材なので楽でした。M4なべネジを使いましたが、M5の六角穴付きボルトでも良かったかも。
コメント
多分段違いで干せる様に設置するはずが
同じ物を左右それぞれに取り付けしてしまったんでしょうね
取り付けてある竿受けは3個なので、本当はもう1個長いのが右から2番めに付かなければならないのかもしれません。
一応水平になったので、使いやすくなりました。
賃貸ですがうちなんか、カーテンレールのネジが四本中3本が石膏ボードにしか到達してなくてゆるゆるだったり、結構いい加減です。当然長いビスで止めればがっしりと付きますしボードアンカー使っても良いと思いますが、いい加減ですね。DIYで5分で直せるレベルなのにと日本の建築技術が心配になります(汗)。
石膏ボードにネジがズボズボなのはよくありそうな話ですね。
ウチの場合も下手くそな箇所が結構あります。
自分で時間をかけて丁寧にやったほうがキレイにできると思います。