スーパーカブで使っていた自作LEDバルブが焼き切れてしまいました。2年ほど使えた訳ですが、焼けた原因は、まずAC/DCコンバーターが壊れて、その先が道連れで逝った感じです。
LEDは15WのCree XHP50。発光素子2つが点かず、点いている2つも直視できる明るさです。
故障の原因
LEDが焼き切れた原因は市販のAC/DCコンバーターが壊れて、LEDドライバーに入る電圧がプラス・マイナス逆接になり、LEDドライバーも壊れてしまったのではないかと見ています。
Hiの電圧は15.35Vと正常。ハイ・ローのうち、ローが壊れたみたいです。
あれ?前にLo側を測った時はマイナス表示になっていたのに。壊れていないのか?
とりあえず、在庫していた10Wの旧型LEDバルブをHiに繋いで、当面コレでしのぎます。
新LED購入
Aliで同じLEDを買おうとしたら、XHP50.2というバージョンアップしたモデルが出ていたので、コレを買いました。光束が増えて、消費電力が下がっているようです。
予備も含めて3玉買っておきました。今回は注文から9日で着きました。早っ!
同じ店で以前と同じ2.4AのXHP50用LEDドライバー(1mode)も購入。
15WLEDバルブ作り直し
材料が届いたので、早速作り直します。まずは「固まる放熱用シリコーン」で固められた放熱基板を精密ドライバーでこじって剥がします。
焼ききれたLEDを取り外し、Aliで買ったヘッドライトバルブのヒートシンクを掃除します。
基板をミニルーターでカットした後、耐熱ワイヤーをハンダ付けし、置いてみたところ。
2年前に買った固まる放熱用シリコーンは冷蔵庫に入れておいたので、問題なく使えます。
裏側にシリコンを塗って、楊枝で押さえながら固まるのを待ちます。
耐熱ワイヤーもシリコンで固めます。あとはギボシをカシメて再生完了。
Hi側は無傷なので、以前のままです。
ダイオードを追加
AC/DCコンバーターが壊れたとしても、LEDドライバーが道連れで壊れないように、今度はダイオードを追加することにしました。
ここで買った60V/5A(@5円)と、40V3A(@3円)のショットキーバリアダイオード。
LEDドライバーの入力側に5Aのダイオードを取り付けました。
バイク用AC/DCコンバーターも買い替えました。LEDドライバーも完成。
あとは元通り組み付けます。
LEDドライバーをライトケースの左右に振り分け、レンズをはめ込んで完成です。
Loが新しくなりましたが、明るさ等は以前とほぼ同じです。
AC/DCコンバーターのLO側が壊れたのは間違いないと思うのですが、後で測ってみたら正常な電圧だったのは何故なんでしょう?とりあえず新しく買った物で問題なく動作しています。
壊れたっぽい古い方を今更使う気にはならないので、固められた樹脂を割って回路を見てみようと思います。自作できそうなら高耐久で作り直そうかな。
コメント
さすがですね
この辺りは、もう慣れたものですね
自家用車もLEDに変えようと思っているのですが
まあ、色々あって千差万別、金額も違うし
いま、悩んでいます
原付や軽二輪は軸が多少ズレていてもどうってことは無いですが、車検があるとなると、光軸検査が厳しくなっているので、その辺が面倒です。
車検の時だけハロゲンに戻せばイイのですが、それも面倒くさいし。
でもLEDの方が明るくて、省電力だし、安いやつを試してみるのも有りかと思います。