先日Aliで買ったDC12V用LED電球ですが、これが安い上、とても色がイイ。ただし、弱点も分かってきました。コレをダウンライトに嵌めてソーラーパワーで使えるように改造します。
写真では表現できないですが、赤みがあって爽やかな光色が素晴らしい。
品質はイマイチ
安くてイイ電球ですが品質はイマイチ。
8個中1個が不良品で、8個分返金してもらいました。(詳細記事)
点かない電球を割ってみました。
グローブは手でパカッと外せます。
1WのCOBが6個と抵抗が2個。3S2P
点かない原因はセンターの線が外れていることでした。
この電球の弱点は以下のとおり。
- 不良率が高い(良品分も返金されるので、逆に強みとも言える)
- 中の回路は抵抗のみで、センタープラスの極性がある
- 電圧が高いとLEDがすぐに焼けて点かなくなる
- PWMのチャージコントローラーで電圧を大きく下げるとチラつく
別の正常な電球を14V前後の電圧で使っていたら数時間で焼けて暗くなってしまいました。
樹脂のハウジングは熱で溶けています。(内側はアルミの放熱板付き)
定電流型に改造
ということで、LEDドライバーを介して定電流型に改造してみます。チップを混ぜて光色をニュートラルに寄せた電球があるのですが、点かないLEDが出てきてしまいました。これには300mA定電流ドライバが使われています。
ドライバは異常ないので、このガワに不良LED電球の基板を移植することにしました。
こんな感じに。
ネジ止めできないので、固まる放熱用シリコーンでくっつけます。
はい、完成。
では、点灯テスト。
OKです。(f22、1/60、ISO100で撮影)
ということで色の良い定電流型LED電球が完成しました。
しかし
これでもPWMのチラツキは収まりませんでした。太陽が照っている時間はチャーコンで設定した13.7VにPWMで降圧しています。チラつく原因は電圧を下げる幅が広いほど入力を切っている時間が長いからだと思います。日が陰って電圧が12V台になるとチラツキは収まります。
この安い電球を使いたいが、チラツキを無くしたい。そして入力電圧は12V一定にしたい。
ということで、PWMチャージコントローラーの出力端子に繋いだ天井の配線を別の回路に変更することにしました。これについてはまた後日。
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