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LEDドライバーの実験

単三1本でLEDを点灯させるドライバーの実験です。秋月で購入したCL0117は5mmLEDが5個点灯できるというものですが、並列に繋げば10個いけるということなのか?

単三1本で秋月の3WパワーLEDを点灯中。

以下は実験の過程を記録したものです。最初にお断りしておきますが、似たような写真ばかりであまり面白くないかもしれません。

CL0117+47μH。9LEDの手前で何アンペア流れるか測ってみます。

 

新しいアルカリ乾電池の電圧は1.56Vです。

 

乾電池を繋ぐと36.8mA流れました。ということはLED1個あたり4.1mA。

 


この時IC手前では107.4mA。

並列に繋いだら電流は増えるのか?

49.0mA。 33%ほど増加。(LED1個あたり5.4mA。)

 

この時の入力側電流は140.3mA。

 

ちなみに直列に繋ぐと13.2mA。 1個の時の1/3ほどに減りました。

 

3WのパワーLEDを点けてみました。電流は42.1mA。

 

2個並列に繋ぐと56.4mA。 やはり33%ほど増えました。

後日ソーラーガーデンライトなどに使うCL0116でも測ってみました。データシートによるとCL0117の効率が80%に対し、こちらは90%となっています。

まずCL0117+47μHだと43.3mA。

 

CL0116+330μHだと32.2mA。3/4ぐらいに減りました。

 

CL0117CL0116
1個2個並列2個直列1個
5mm弾9個(出力側)36.849.013.2
5mm弾9個(入力側)107.4140.3
3W・LED(出力側)42.1(43.3)56.432.2

(単位:mA)

結論:CL0117を並列に繋ぐと電流が3割ほど増加しました。3つ-4つ並列に繋ぐともう少し増えるかもしれません。でも部品点数が増えることを考えると別の回路を使ったほうが簡単ではないかと思います。

(2013-05-17 SS)

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