私が使ってきたWindows Live Mailは、Windows Essentials 2012に入っていたもの。2017年にサポートが終了していますが、その後も問題なく使えていました。
ところが、Windowsメールが12月31日で送受信もできなくなることを数日前に知り、この機会に別のメールソフトに移ることにしました。
Thunderbirdに移行
どれに移るかって話ですが、30年前に使っていたネスケでおなじみのmozilla(FireFoxは素通りですが)Thunderbirdを使うことにしました。
とりあえずやることは、
- これまで使っていたLive Mailがメールサーバーに自動的にアクセスしないように設定し
- 受信データはそのまま弄らず、過去のメールを見たい時に起動する形にし
- タスクバーのピン留めを外したら、移行準備完了。
- サンダーバードをダウンロードしてきてインストール。
- POP/SMTPサーバーを指定し、表示を今までと近い「クラシック」に。
- あとは迷惑メールの処理方法などの設定を済ませば完了です。
ダウンロードしたインストーラーを起動して、情報を入力していけばよろし。
メールアドレスからメールサーバーを自動的に設定してくれます。
が、サーバーのドメインとは違う、独自ドメインを使っている場合は一手間かかります。
手動設定で、レンタルサーバーの指定通りに設定し、再テスト。(クリックで拡大)
1つのメールアドレスが、送受信できるようになりました。(クリックで拡大)
各種設定
同じ作業を繰り返し、6つのメールアドレス(サーバー)で送受信できるようになりました。
ローカルフォルダーの下に保管用のフォルダなど、自由に追加できます。(クリックで拡大)
今までと近い表示形式に変更
右上の[三]から[表示]に降りて
[レイアウト]>
[クラシック表示]に✓
今までのWindows Live Mailとそう変わらない表示になりました。(クリックで拡大)
迷惑メールの処理設定
左下の[設定]アイコンから[設定]▷[迷惑メール]の設定へ
[”迷惑メール”フォルダーへ移動する]を選びました。(クリックで拡大)
署名の雛形
左下の[設定]アイコンから[アカウント設定]へ
住所氏名などは[署名編集]に書けば良い。(クリックで拡大)
移行後の感想
Windows Mailとは違い、Windows Live Mailは今後も送受信できるらしいですが、12年前のソフトを使い続ける意味もないと思います。もっと早くにコレに変えれば良かったです。
Windows Live Mailの画面。
メールを受信して、読んで、捨てる(保管する)はこれまでと大して変わらないのですが、一番変わった点は迷惑メールを判定する精度が雲泥の差で良いということです。
メール受信と同時に高い精度で迷惑メールフォルダへ移動してくれます。(クリックで拡大)
一度自分で迷惑メールのチェックを入れたら、その後は似通ったメールを全て避けてくれるので楽ちんです。
Thunderbirdはタダで使えますが、オープンソースなんで寄付が頼りです。
今後も発展してほしいので1,000円寄付しときました。
今後10年はサンダーバードにお世話になると思います。(満足度:90)