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LUMINTOP Tool Ti-Cree

ルミントップの高級1AAAライトを入手したのでレビューします。以前紹介したTool AAAの高級版。チタン製のボディと、フラットでクリック感のあるテールスイッチが特長です。

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チタンのシルバーと真鍮のゴールドのコンビネーションが貴金属っぽくていい。

高級感あり

宝石や腕時計が入っていそうな箱です。

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“Luxury Flashlight”とあるように、完全に高級路線です。価格も8,000円近くします。

【内容物】

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付属品はクリップ、キーチェーン、Oリング、取説。

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LEDは2種類選べます。今回はCREEの方。日亜の方は電球色かと思います。

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全長:74mm / 直径:11.4mm~14.4mm / 重量:約22g (電池含まず)

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リフレクターはオレンジピール。グリーンのリングは蓄光です。

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ロゴとマークがレーザーカットされています。真鍮のリングは放熱の機能があるそうです。

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テールスイッチが金属でフラットなのが特長。

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テールキャップを外してみました。電池接点の向こうにIC部品が見えます。

Tool AAAと基本性能は同じ

LED:Cree XP-G2(R5)、3モード:Low:5lm/36h・Mid:32lm/4h・High:110lm/30m等仕様はTool AAAと全く同じです。詳しくはTool AAAのレビューを参照ください。

 

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LED、リフレクター、蓄光リングは全く同じ。

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Tool AAA(ツイストスイッチ)と比べると少し長いです。

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プッシュスイッチ同士の比較だと短いです。

初期不良?

電池を入れて、テールスイッチを押してみたんですが、3-モード中のHighが点きません。おかしいと思いながらしばらく放っておいたら点くようになってました。

どうやらこういう仕様のようです。慌てず待ちましょう。

特許取得済みのzero-power-consumption 金属電子式のテールスイッチ搭載 電子式のスイッチ(スイッチ部に電力がないと機能せず)だから、初めての使用で注意する事は、電池を入れてからすぐにはスイッチが入らず、LEDが点灯しないという事。 電池を入れてから数分待てば(この時、電池は電子式スイッチ部へ給電しています)使用可能になります。

LUMINTOP Tool Ti CREEの商品説明(@amazon)

照射テスト

Tool AAAと中身は同じなので、以前Tool AAAでテストした時の写真を載せておきます。

3m先 (1/60 f8 iso1600)

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110lmあるので、普段使いには十分。

 

1m先(1/60 f6.3 iso3200)

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Low:5lm    Mid:32lm    High:110lm

総評

このフラッシュライトの価値はチタンボディと、フラットなテールスイッチにあると思います。硬い金属をきれいに加工する技術はすばらしいです。また、フラットで気持ち良いクリック感のあるテールスイッチはTool AAAよりも操作しやすいです。

問題は価格。チタンとテールスイッチにTool AAAよりも5,000円以上高いお金を払う価値があるのか?ってこと。どちらかと言えばプレゼント用といった位置づけなんでしょうか。個人的には外箱なんてどうでもいいし、(Tool AAAでも書いたけど)安っぽいキーチェーンも要りません。その分価格を下げたほうがいいのではないでしょうか。

フラットなテールスイッチは中々イイです。ON/OFF操作しやすいし、ヘッドを上に向けて立てられるのも評価できます。この電子式スイッチにマグネットが付いて、Tool AAAにセットされて、3,000円程度なら中々魅力的な1AAAライトになると思いますが、どうでしょう?

コメント

  1. オジジ より:

    前回の記事を拝見して私も速攻で「LUMINTOP Tool AAA」を購入しました
    小さいボディなのにとても良くできたライトで感心しました
    最初はLOWモードの暗さに驚きましたが 使ってみるとこのLOWモードがとても重宝します
    暗い環境で書類を見るときに目が眩まない明るさでとても使い易いです

    長さが気になったのでマグネットの物を購入しましたが フラットなテールスイッチにマグネット付きならもう1本欲しいですね

  2. oink! より:

    オジジさんこんにちは。
    LUMINTOP Tool AAAはサイズ、明るさ、使い易さ、ともにバランスが取れてますね。
    それで値段もそんなに高くないし、いいライトです。
    このチタンボディはイイのは間違いないけど高い!
    電子スイッチ+マグネットは技術的にはそう難しくないと思うので、ぜひ実現してほしいものです。

  3. 電子工作好き より:

    こんにちは~

    外観が好みなLEDライトだ…と思ったら、価格が8,000円…
    うーむ、私はチタン外装のライトって使った事がないけど、
    ポケットに入れて持ち歩いていても、黒外装の角の方から色落ちしてしまう心配が
    無い点は良いかも知れません。(黒外装アルミライトの唯一の不満がここですので)
    チタン外装だと傷が付き難いとかは有りますか?
    価格分の利点が有るなら、買いかも知れません。

  4. oink! より:

    電子工作好きさんこんにちは。
    チタンは硬いので傷がつきにくいと思います。それとやはり金属の輝きが魅力です。
    ふと思ったんですが、コレをピカールで磨いたら鏡面になるんでしょうかね?

    今のところ、私の黒いライトはどれも色落ちしていません。アルマイト処理がHIII・軍用グレードということで、強いのかも。もっともヤスリでガリっとやったら地がでそうです。マットな黒もいいですね。

  5. 鍛冶屋 より:

    チタンは硬いと思われていますが、対比重比の強度が高い(つまり”強い”)
    のであって、硬度(“硬さ”)はほぼアルミとあまり変わりません。

    むかしむかし・・・の勤め先で、総チタン製のタンクローリーを作った
    事がありました(売価を聞いてびっくりした!^^;)。
    タンク自体は外注したんですが、架装・艤装のため穴空けたりするのに、
    チタン=硬いイメージがあったので簡単にズボズボ切れるが驚きでした。

    チタンの本領は強い耐蝕性ですから、こう言ったトーチ等をチタンで作る
    ことの意味は、材料的にはあまり無いと思います。
    やはり、ガジェット好さん向けの付加価値なんでしょうね。
     

  6. oink! より:

    鍛冶屋さんこんにちは。
    チタンって加工しにくいってイメージがあるので、硬いと思い込んでいました。
    航空機に使われ出した頃、歩留まりが10%程度だったってどこかで見た記憶があります。

    >チタン=硬いイメージがあったので簡単にズボズボ切れるが驚きでした。
    へぇ~ 実際に加工してみないと分からないことですね。

    >チタンの本領は強い耐蝕性ですから、こう言ったトーチ等をチタンで作る
    ことの意味は、材料的にはあまり無いと思います。
    重量的にもアルミよりも重いし、引っ張り強度が強くても意味ないし、メリットはあまり無いですね。チタンを活かすなら肉薄にして、アルミと同等の重さ、強度でありながらコンパクトってところじゃないでしょうか。

  7. つくし より:

    こんにちは

    私もLUMINTOP社のLEDライトを使ったことがありますが、ボディのクオリティがなかなかですよね。初めてLUMINTOP製のライトに触る前は、中国製のLEDライトだから、まあまあだろうと思っていたのですが、実際触ってみると、品質があまりにも良くて驚きました。

    そういえば、チタンは金属アレルギーになりにくいらしいです。
    金属アレルギーを持つ人にプレゼントするにはもってこいかもしれませんね。
    (そこまでしてまでフラッシュライトを欲しがる人はいないような気がしますが…)

  8. oink! より:

    つくしさん、こんにちは。
    Lumintopの品質はいいですね。
    一番最初に買った中国製フラッシュライトは$1程度のPoliceライトでした。
    当時はこれでもスゲーって思ったんですが、今考えるとかなりの低品質です。
    チタンのライトはポケットの中で鍵束と擦れ合うような時に安心ですね。

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