以前に厚口トレーシングペーパーを切って折って作った「金平灯」を3Dプリンターを使って、透明なABSで作ってみました。
透明なABSもプリントすると乳白色になります。中のLEDの光が拡散されて綺麗です。
4年前に紙で作った金平灯の焼き直しです。購入した透明ABSをお試しプリントしてみると、トレペによく似た半透明だったので、金平灯の3Dプリントバージョンを思いつきました。
貼合せトレペをクラフトロボで切って作る金平灯。100均イルミネーションが入ってます。
当時作った3次元データが在ったので、コレを0.8mmの殻で出力してみます。
底の面が網目のようになってます。
横スジが綺麗に並んでいます。
反時計回りにグルグル回り続けて造形が進みます。
あれれ?横糸を並べたような薄い面が出来てしまいました。
以前の金平灯との比較。半透明の感じは近いです。
角度の浅い所に薄い肉厚の面を作るのは難しいようです。
殻の厚みを増やしたり、この面にだけ肉を付けたり試しましたが、上手く出来ません。
傾斜をきつくすれば面が作れそうなので、モデルの形を修正することにしました。
各面の三角形を正三角形に変更して、トンガリ部分を低くしてみます。
これぐらいの角度が付けば面は作れるようです。
順調に進んで
最後の一滴。
一応完成。ですが形は面白く無いです。縦のスジが出ているのもイマイチ。
角度の浅い面を上手く造形する方法って無いんですかねぇ。
(2015-11-13 compeito2)
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